モライオーロの名手、マルコ・ヴィオラが手掛けるフラントイオ種100%の新作オイル
中部イタリアを代表するオリーブ品種といえば、フラントイオ種、レッチーノ種、モライオーロ種です。いずれも、骨格のしっかりしたテクスチャー、苦み辛みの立った強めの香味のオリーブオイルを生む品種です。
「イル・シンチェーロ」でモライオーロ種のポテンシャルを引き出すことに成功したマルコ・ヴィオラが、満を持してフラントイオ種に挑んだのがこの「アルマナッコ」です。
スパイシーな香味を特徴とするフラントイオ種は、トスカーナを中心に広く中部イタリア全域で栽培されていますが、往々にして、苦みが勝ちバランスに欠けがちです。また、油脂としてやや安定性にムラがあるのか、夏場を過ぎると香味の落ちが早い傾向にあります。ポテンシャルが高い一方で、栽培、搾油が非常に難しい品種と言えます。
マルコ・ヴィオラは「イル・シンチェーロ」でエレガントなモライオーロを表現したように、「アルマナッコ」では、彼独自の解釈で、絶妙な香味バランスのフラントイオを作り出しました。アーティチョークやハーブを思わせる複雑な香り、口の中に残る持続する適度な辛みは、料理にとっては最高のアクセントになります。苦みはそれほど強調されていません。
「アルマナッコ」は、イタリア語で、歳時記を意味します。一年に一度繰り返される祭事、行事、農業の暦(こよみ)などへの想いを込めた名前です。オリーブオイルを単なる油ではなく、大地、水、太陽、オリーブ、時間、家族、伝統、テクノロジーなど多くの要素、バックグランドの集合体であると考えているマルコ・ヴィオラらしいネーミングです。
現地では、トスカーナ、ウンブリアで愛されるキアーナ牛のカルパッチョやタルタル、黒トリュフのスクランブルエッグ、アンズ茸やポルチーニのサラダに合わせていますので、比較的強めの食材とあわせるのが秘訣です。日本であれば、キノコのシンプルなパスタ、肉のグリルに合わせてみてはいかがでしょうか。もちろんお好みのヴィネガーと合わせれば、いつもの野菜サラダを美味しく引き立ててくれます。
定番の「トラディツィオーネ」、究極の「イル・シンチェーロ」に続く、第3のオイル「アルマナッコ」は、年間120本のみのご紹介となります。
商品仕様
型番: | VAM |
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テイスティング・ノート
香 り | アーティチョーク、チコリ、レタス、ミント、セージ。 エレガントで複雑、フレッシュなグリーンのトーン。 |
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味 わ い | 繊細で、口に含むとアーティチョーク、シナモン、アーモンド、黒胡椒のようなスパイシーな余韻が長く続き、 心地よい苦味がある。 |
ベストマッチ | 旬の野菜を使ったサラダ、肉のグリル。レンズ豆、ヒヨコ豆など豆のスープなど。 ヘーゼルナッツやピスタチオのアイスクリームにも。 |
テクニカル・データ
タ イ プ | ストロングタイプ |
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生 産 者 | ヴィオラ |
製 品 名 | アルマナッコ |
原 産 地 | イタリア/ウンブリア州 ペルージャ |
品 種 | フラントイオ100% |
収穫時期・収穫方法 | 手摘み+機械摘み |
搾 油 方 法 | 遠心分離機による連続法 |
酸 度 | 0.25% |
受 賞 歴 | 【2024年】 FLOS OLEI:100/100点満点, HALL OF FAME (殿堂) GAMBERO ROSSO-OLI D'ITALIA:Due foglie Rosse OLIVE OIL EXPO : 単一品種部門BEST OF THE WORLD 【2023年】 FLOS OLEI:100/100点満点, HALL OF FAME (殿堂) PREMIO IL MAGNIFICO :Azienda dell’anno OLIVE OIL EXPO : 単一品種部門BEST OF THE WORLD 【2022年】 FLOS OLEI:100/100点満点, HALL OF FAME (殿堂) |
内容/価格 | 500ml/¥6,264(税込) |
名 称 | 食用オリーブ油(エクストラバージン・オリーブオイル) |
原 材 料 名 | 食用オリーブ油 |
賞味期限(生産年) | 2025年7月15日(2023年産) |
保 存 方 法 | 直射日光を避け常温の暗所で保存 |