オリーブオイルQ&A
Q1 オリーブオイルの製造工程は?
Q2 エキストラバージンオイルとは?
オリーブオイルは、製法と品質によって等級が分けられています。
イタリアでは法的な規定を設けていて、生産の保護管理と、消費者に対する品質保証を行っています。
市販のオリーブオイルに記載されている「エキストラバージン・オイル」や「ピュア・オリーブオイル」は法律による品質規格表示です。
Q3 オリーブオイルは何故身体にいいの?
オリーブオイルは、血液をさらさらできれいな状態に保つという意味で、健康上、食物油脂の中で最も優れた油であると言えます。
バターやラードなどの動物性油脂は「飽和脂肪酸」が多い油です。
飽和脂肪酸を多く摂取し続けると、血中のコレステロールが高くなり、動脈硬化や血栓、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な病気が生じやすくなります。
一方、オリーブオイルを含む植物性油脂は「不飽和脂肪酸」が多く含まれています。
特にオリーブオイルは、不飽和脂肪酸であるオレイン酸を多量に含んでおり、悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を上げて、動脈硬化を予防したり、子供の骨格の発育および骨のミネラル化も促進して、健全な成長に役立ちます。
また各種のビタミンや、ポリフェノールなどの抗酸化物質も豊富に含まれ、細胞の老化予防に役立つ事が注目されています。
他の食用油に比べて、内蔵の働きを高めてくれるので、最も胃に負担をかけず、消化吸収を促進し、便秘などにも効果的で、高齢者にもおすすめのオイルです。
Q4 開封後の保存方法と賞味期限は?
購入したオリーブオイルは、直射日光や強い光、高温多湿を避けて冷暗所で保存します。
小分けにする時は、透明な瓶・容器よりも、色が付いていて遮光性のある物の方を使った方が、外からの影響を受けにくくなります。
冷蔵庫に入れる必要はありません。
気温が5℃以下になると、白濁・凝固してしまう事がありますが、常温に戻すと濁りは消えます。
このこと自体は問題ありませんが、この「凝固+溶解」を過度に繰り返すと劣化の原因となりますので、冷蔵庫での保存はよくありません。
一度開封すると、香りや風味、栄養成分などが徐々に薄れて行きますので、そのまま火を通さずにで召し上がる場合は、3ヶ月くらいを目安に食べきって下さい。
3ヶ月を過ぎたオイルも、炒め物や敷き油などにお使いいただけます。
酸化が進み、嫌な匂いがしたり、ドロリとしていた場合は、たとえ賞味期限内でも使用しないで下さい。
Q5 どういう料理に使ったらいいの?
パスタ、サラダ、パンにつけるなどはもちろん、和・洋・中などジャンルを問わず、日常の食卓にもお使いいただけます。
例えば「マグロや鰹のカルパッチョの山葵醤油風味」や「蓮根のステーキ」「肉じゃが」「ひじきの煮付け」などの様々なお料理や、お豆腐に直接かけるなどしてお楽しみいただけます。
Q6 化粧品用にも使えるの?
オリオテカで販売している商品は、すべて食用の物になります。
イタリアでは、紀元前から肌に使用されていた歴史がありますし、現在でもエキストラ・バージンオイルを、ハンドクリームのように手の保湿に使用したり、手足のマッサージや、化粧のクレンジングなどにもお使いの方はいらっしゃいます。
添加物が無く自然栄養成分が含まれているという事で、肌には良いと言えますが、ただし人それぞれの肌質があり、効果には個人差がございます。
ご使用になる際は、十分ご注意のうえ自己責任にてご判断下さい。
また肌に合うかどうかがご心配な方は、医師にご相談の上でのご使用をおすすめ致します。
もし肌に合わないようでしたらご使用はお止め下さい。
Q7 ノヴェッロとは?
「ノヴェッロ」とは秋に収穫・搾油したばかりのヌーボータイプのオリーブオイルのことです。
フィルターはもちろん、自然静置による澱引きもほどこさず、そのまま瓶詰めした完全無濾過の「一番搾りオイル」です。
色鮮やかなグリーン、オリーブの油分と果肉が混然一体となった濃厚な風味、とろりと滑らかな口あたりや、 後味に残るひときわスパイシーな刺激が特徴となります。
オリオテカでは毎年12月に、1年に1度の特別な美味しさを、いち早く空輸してお届けしております。
ぜひ1度お試し下さい。