伝統的なタジャスカ種オイルの決定版!マイルドタイプがお好きな方に。
リグーリア州インペリアはイタリアでも有数のオリーブオイルの街です。その伝統は遠く紀元前に遡るといわれるリグーリアのオリーブ栽培ですが、今日に至る発展は、10世紀、フランス・プロヴァンス地方から、タッジャ村のベネディクト会修道院にもたらされたオリーブに端を発すると言われています。
村の名前をとり、タジャスカ種と名付けられたこのオリーブは、リグーリアのオリーブオイルの代名詞と言っていい存在です。タジャスカ種から搾油される繊細な風味のオリーブオイルは、スパイシーな風味のトスカーナ産とともに、イタリアを代表するオリーブオイルとして、今日も世界中のオリーブオイファンに愛されています。
アンフォッソ社は、インペリアの内陸、標高100~200mのキウザヴェキア村で、4,500本のタジャスカ種を栽培しています。1945年の創業当時から搾油所も併設しています。フラントイオというメリットもあり、様々なオリーブオイルを作っていますが、ラインナップのTOPはこの「DOPリヴィエラ・リーグレ」です。自家農園のタジャスカ種を厳選して搾油した限定品です。
色合いは美しい黄金色で、淡いグリーンが反射します。辛みや苦みが少なく甘くまろやかな味わい。松の実や胡桃を思わせるナッツの風味が広がり、後味の極々微かな辛味が全体を引き締めます。多くの人がイメージする昔ながらの良質なタジャスカ種の見本ともいいかもしれません。
デリケートな香味はパンやサラダには勿論、トマトのブルスケッタ、ギリシャ風サラダ、魚のカルパッチョには最高の相性です。クセのない香味はマヨネーズ作りにもピッタリです。健康志向の今日、しばしばあるリクエストですが、健康のための「飲むオリーブオイル」などにもお勧めです。刺激のない香味の中にもしっかりとオリーブの存在感が残ります。
しかし、なんと言ってもバジルを使ったリグーリアの名物料理ペスト・ジェノヴェーゼ(バジル・ペースト)です。バジルやナッツの存在を引き立てる素晴らしいペーストに仕上がります。このペーストはパスタだけではなく、グリスした魚のソースに、エビやイカなど魚介類のサラダ仕立てのソースに、ピザ・トーストのトッピングなどにも活躍します。
オリーブオイルの産地として知られるリグーリア州ですが、海と丘に挟まれた土地柄故、耕作に適した土地はそうそう多くありません。その上、急勾配に築かれた棚田の管理、労働の厳しさから、世代交代とともに、年々、耕作放棄地が増えています。昔ながらのタジャスカ種100%のオリーブオイルを見つけるのはとても難しいのが現状です。この「DOPリヴィエラ・リーグレ」で魅力の一端を体感していただければと思います。
商品仕様
型番: | AND |
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テイスティング・ノート
香 り | アーティチョーク、熟したオリーブ、洋梨、ナッツ、トマト、バジリコ、ローズマリー。 |
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味 わ い | レタス、セロリ、アーモンド、白胡椒。 優しい苦みと辛みで、エレガントでバランスが良い。 |
ベストマッチ | サラダや魚料理に最適です。自家製マヨネーズ、様々な前菜、(伊勢)エビの茹でたもの、魚のカルパッチョ、魚のタルタル、 魚のマリネ、甲殻類のリゾット、フレッシュチーズ、野菜のフライ、ケーキなどの焼き菓子に。和食との相性もよい。 |
テクニカル・データ
タ イ プ | マイルドタイプ |
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生 産 者 | アンフォッソ |
製 品 名 | アンフォッソ DOPリヴィエラ・リーグレ |
原 産 地 | イタリア/リグーリア州 インペリア |
品 種 | タジャスカ100% |
収穫時期・収穫方法 | 手摘みと道具 |
搾 油 方 法 | 遠心分離機による連続サイクル法 |
酸 度 | 0.38% |
原産地呼称 | DOPリヴィエラ・リーグレ リヴィエラ・ディ・フィオーリ |
受 賞 歴 | 【2024年】 FLOS OLEI : 86/100ポイント GAMBERO ROSSO-OLI D'ITALIA:Una foglia 【2023年】 FLOS OLEI : 86/100ポイント 【2022年】 FLOS OLEI : 86/100ポイント |
内容/価格 | 500ml/¥4,860(税込) 250ml/¥3,240(税込) |
名 称 | 食用オリーブ油(エクストラバージン・オリーブオイル) |
原 材 料 名 | 食用オリーブ油 |
賞味期限(生産年) | 2025年11月30日(2023年産) |
保 存 方 法 | 直射日光を避け常温の暗所で保存 |